▶ 園庭遊具とは ▶ 公園遊具との違い ▶ 園庭遊具で安全に遊ぶために ▶ 園庭遊具で遊ぼう! ▶ FAQ ▶ 遊具分科会に関するお問い合わせ
園庭遊具とは
園庭遊具とは、幼稚園や保育園、認定こども園といった保育施設の園庭に設置している遊具のことです。
園庭遊具での遊びは、高いところに登ったり、滑り台から滑ったりと、子どもたちにとってはちょっとしたチャレンジする経験となります。
その遊びの中で自然と生まれるチャレンジが、乳幼児期に大切な心や身体の育ちに役立っています。
公園遊具との違い
公園はだれでも遊びに来られる場所です。そのため、乳幼児から小学校の児童までが一緒になって遊ぶことができます。
設置されている遊具は、小学校の児童でも遊べる大きさや機能となっており、小さい乳幼児には遊びにくいサイズとなっていることもあります。
また、見守る大人がいなくても子どもたちだけで安全に遊べるようにと考えて作られているため、子どもたちがチャレンジしながら遊べる要素が少なくなっている場合もあります。
園庭遊具で安全に遊ぶために
園庭遊具のためだけに考えられた安全規準はありません。
現在は、国土交通省が作成した「都市公園における遊具の安全確保に関する指針」に基づいた、公園遊具の規準でつくられています。
園庭遊具は、遊ぶ子どもたちや、遊びの考え方も公園遊具とは異なるため、保育施設の環境や特性に合わせた規準が必要だと考えます。
そこで、園庭遊具で子どもたちが安全に遊ぶことができるように、保育施設の遊具を専門にしている私たち「幼児教育保育用品協会」がまずは、自分たちが守るべき園庭遊具のためのガイドラインを作成しました。
園庭遊具で遊ぼう!
今後、幼児教育保育用品協会に加盟する企業で新しく企画・商品化される園庭遊具は、園庭遊具のためのガイドラインに沿って作られたものとなっていきます。幼稚園・保育園・認定こども園といった保育施設に通う子どもたちが、保育者の見守りの中、園庭遊具で安心・安全に楽しく遊ぶことができるように、私たちも「園庭遊具の安全規準」が策定できるように努力して参ります。
FAQ
Q | 『乳幼児施設遊具の安全に関するガイドライン』とはなんですか |
A | 幼稚園や保育園、認定こども園といった保育施設の遊具は、現状では公園の遊具を対象にした安全規準を参考にしています。そこで、これら保育施設の遊具を専門にしている企業が加盟している(一社)幼児教育保育用品協会(以下、幼保協)が保育施設の遊具を安全に使用するための指針として作成したものが『乳幼児施設遊具の安全に関するガイドライン』(以下、『ガイドライン』)となっています。 |
Q | 既存の遊具安全規準との違いや特長はなんですか |
A | 公園と保育施設では遊具の設置環境や使用方法が大きく異なっています。特に保育施設は設置者や保育者による子どもたちの遊びの「見守り」がある環境です。そこで、本『ガイドライン』は「見守り」を前提として、子どもたちが安全に遊具で遊べる環境づくりに配慮した内容となっています。 |
Q | 管理者・監督者(保育者)の見守りの際の注意点などはありますか |
A | 対象となる乳幼児は、大人が想像しない動きをする時があります。貴園(既存)の各種マニュアル類や皆さまのご経験と照らし合わせて、予め事故や危ないと感じる点を施設内で共有することをお薦めします。 |
Q | 今後、幼保協会員企業の園庭遊具は全て『ガイドライン』に準じた遊具になりますか |
A | 本『ガイドライン』発行後に商品化される、保育施設向け遊具は本『ガイドライン』に準じていきます。 |
Q | 幼保協の『ガイドライン』に準じた遊具で、万が一事故等が発生した場合の補償はありますか |
A | 生産物責任法(PL法)で定められた、遊具の欠陥が原因として認められた事故については、生産物賠償責任保険による補償が受けられます。詳しくは購入先企業の貴園担当者にお問い合わせください。 |
Q | この『ガイドライン』に法的拘束力はありますか |
A | 法的拘束力はありません。現在、保育施設の遊具に関する法律はありません。 |
Q | この『ガイドライン』は乳幼児用ですが、幼児用園庭遊具のガイドラインもありますか |
A | 幼児用園庭遊具のガイドラインは作成中です。完成次第、幼保協ホームページにてお知らせいたします。 |
Q | 遊具のメンテナンス等はどうすればよいですか |
A | これまでの遊具と同様に、使用前の日常点検、年間の定期点検、使用している遊具の劣化診断をお願いします。気になる事がある場合や不具合発生時には貴園担当者にお問い合わせください。 |
Q | 幼保協『ガイドライン』に適合した遊具は、どこで購入できますか |
A | 貴園担当者にお問い合わせください。 |