㈱エバニュー
代表取締役 岩井大輔

エバニューは、1924年の創業以来、「スポーツを通じて健康的な社会づくりに貢献する」という理念のもと、子どもたちの「できた!」を導く感動体験を提供するための「ものづくり」と「ことづくり」に取り組んでいます。

・ものづくり
さまざまな素材を活用してスポーツ用品を製造しています。金属、木材、プラスチック、繊維、ゴム、さらに最近では再生可能素材やバイオ素材も使用しています。各素材の特性を活かし、製品の性能に合わせて適材適所で使用しています。

当社のラインナップはとび箱、ライン引き、大玉、ビート板など、運動遊びや運動会に用いる商品を2000点以上取り揃えております。現場の課題や「こうなりたい」、「こんなものが欲しい」という生の声をヒントに開発および改善を繰り返しています。例として、従来の木製とび箱に代わり、子どもたちの恐怖感を取り除くためにスポンジとウレタンを組み合わせた「痛くないとび箱」を日本で初めて開発し、子どもたちの「できた!」を導いています。

また、校庭の目印に用いるグラウンドポイントは通常金属製の釘を使用していますが、2023年に釘の抜き忘れによる怪我が発生しました。地中に深く打ち込んでも、時間の経過とともに釘が浮き上がることがあります。そのため、生分解性プラスチックを使用し、仮に抜き忘れても分解され土に還るグラウンドポイントを開発しました(下記写真を参照ください)。

・ことづくり
当社は、体力・運動能力の向上と心の成長を育むオリジナル運動プログラム「にこすぽ」を通じて、現代の子どもたちに起こっている様々な問題を改善する活動を行っています。従来のエバニューはより良いものを作る「ものづくり」の会社でしたが、今後は「ことづくり」との両立を目指します。

100周年の御礼と今後の展望
おかげさまで、本年、創業100年を迎えることができました。これはひとえに皆様方のご支援のおかげです。エバニューは、次の100年を開拓するために「スポーツを通して健康的な社会づくりに貢献すること」を理念に、幼児教育保育用品協会の一員として、保育環境のさらなる向上に貢献してまいります。今後とも変わらぬご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

当社ホームページはこちらです。
https://www.evernew.co.jp/

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