
幼保協メルマガ Vol.3
1. 幼保協正会員企業紹介
五十畑工業㈱
代表取締役社長 五十畑 雅章
大型ベビーカーの製造・販売をしております五十畑工業です。本社工場は東京都墨田区の下町にあり、材料加工から組み立て、縫製、完成まで社内一貫生産をしております。
弊社が製造・販売しております大型ベビーカーは、主として2つの用途でお使いいただいております。1つは、避難用としての用途です...
大型ベビーカーの製造・販売をしております五十畑工業です。本社工場は東京都墨田区の下町にあり、材料加工から組み立て、縫製、完成まで社内一貫生産をしております。
弊社が製造・販売しております大型ベビーカーは、主として2つの用途でお使いいただいております。1つは、避難用としての用途です。火災や震災時に建物から避難する他、水害から高台に避難する用途としてお選びいただいております。もう1つは、お散歩車としての用途です。都市部に多くあります園庭の無い幼保こども園が、近くの公園や広場等に散歩に行く際、安全に移動するための手段として、ご利用いただいております。
人口密集地における保育園不足に対応するため、近年は小規模保育園の数が増えております。そのニーズに対応するべく、大型の車体だけでなく、小型の車体、スリムな車体、座席付の車体等、社内一貫生産ならではの、少量多品種なラインナップで製造しております。弊社のウェブサイトはこちらになります。
未だ解決の目途が立っていない本邦の少子化問題において、安心して子育てができる環境づくりは必要不可欠です。その環境づくりにおいて、幼保こども園の担う社会インフラとしての役割はとても大きいものと考えております。
幼保協の役割は、業界内に留まらず、少子化問題を改善するための活動として、社会全体に対しても大変意義のある活動であると思っております。
今後、大げさな物言いかもしれませんが、日本の明るい未来のための一助となれるよう、皆様と共に邁進していく所存でございます。
代表的な製品:多人数用ベビーカー
2. 幼保協・分科会活動報告
総合保育絵本普及分科会活動報告
メルマガ第1号掲載の幼保協分科会紹介記事でもご説明しましたが、総合保育絵本普及分科会は、幼児期の子どもたちの健やかな育ちのために必要不可欠である総合保育絵本を、環境や家庭状況に関係なく全ての子どもたちに届けるにはどのようなことができるかを考えて活動しています。
現在は、これまでに実施した「月刊総合絵本使用園へのアンケート」 「月刊保育絵本エ
... メルマガ第1号掲載の幼保協分科会紹介記事でもご説明しましたが、総合保育絵本普及分科会は、幼児期の子どもたちの健やかな育ちのために必要不可欠である総合保育絵本を、環境や家庭状況に関係なく全ての子どもたちに届けるにはどのようなことができるかを考えて活動しています。
現在は、これまでに実施した「月刊総合絵本使用園へのアンケート」 「月刊保育絵本エピソード大賞」の結果と、各社に届いた「保護者からの声」を合わせて、主に行政の方々に向けて、総合保育絵本の魅力と有用性をアピールするための資料を作成しています。
資料では、まず総合保育絵本は100年近い歴史を持つ日本の誇る独自文化であること、保育現場でしっかりと評価されていること、家庭からも喜びの声が多数届いていることを実例を上げて紹介しています。
「クラス全員で同じ本を持っていても、それぞれが『自分だけの特別の一冊』なんです」
「楽しみながら言葉の習得につながる、可能性を引き出してくれる宝箱のような絵本です」
など、総合保育絵本を楽しむことが、子どもたちの総合的な発達につながっている様子を生き生きと感じていただけます。
その上で、近年園が保護者から絵本費用を徴収しにくくなったことで園自体が総合保育絵本の使用をやめてしまうという問題が起こっていることにふれ、環境や家庭状況に関係なく絵本を届けられるよう、公的助成をお願いしております。
一般書店で目にすることがない絵本ですので、この原稿を読まれている方の中には、総合保育絵本に一度も出会ったことがない方がおられるかもしれません。総合保育絵本は子どもたちにはもちろん、大人が読んでも面白く、ためになるように作られています。詳しくはこちらをご参照ください。きっとその魅力をわかっていただけることでしょう。
次回の幼保協メルマガは11月22日発行予定です。