
幼保協メルマガ Vol.34
1. 幼保協賛助会員企業紹介
㈲ミナコンビ
代表取締役 鈴木 典昭
MINACOMBI(ミナコンビ)は、さまざまなお客様のご要望に合わせた園児服(ブレザー・ズボン・スカート・ポロシャツ・ブラウス・スモック・体操着)、防災頭巾、帽子を企画・製造しているメーカー卸売会社です。
多くの定番品に加え生地選びからの別注オーダー品もご提案させていただいておりま...
MINACOMBI(ミナコンビ)は、さまざまなお客様のご要望に合わせた園児服(ブレザー・ズボン・スカート・ポロシャツ・ブラウス・スモック・体操着)、防災頭巾、帽子を企画・製造しているメーカー卸売会社です。
多くの定番品に加え生地選びからの別注オーダー品もご提案させていただいております。
最近では汚れが落ちやすい弊社オリジナルの素材(体操着、ポロシャツ用)の引き合いが増えており、販売店様を通して幼稚園保育園こども園様へ届けられています。
ご採用園数も数百園にのぼり、関東だけではなく日本全国へ出荷させていただいております。
日本製へのこだわり
ミナコンビでは自社で生産している商品は全て日本製でございます。(一部仕入商品は除く)
栃木、埼玉、群馬、福島、宮城、など約10か所以上に及ぶ協力工場にて弊社製品の全てが生産されております。
各々の工場には得意分野があり生産品目により工場を選定し縫製しております。
海外生産との縫製工賃を比較すると、為替の関係もあり以前から比べれば多少安くはなりましたがまだまだ日本製の方が高い現状です。
しかし日本製には価格差以上のメリットがあります。
品質はもちろんのこと縫製現場をすぐ見に行ける距離感で生産することで管理のしやすさや職人さんとのコミュニケーションを密にとる事ができ安心を得ることができます。
他にも園児服業界ではどうしても小ロットでの対応が多くなるため、国内ではオリジナル性を持った製品を小ロットで生産できるなどの強みがあります。
昨今の物価高の影響により日本製を継続することはコスト的にも大変厳しい状況ではありますが、閑散期での生産や生地の統一化などのコスト削減を図り、ミナコンビでは日本製へのこだわりを今後も続けていく思いでございます。
ミナコンビは2024年9月で30周年を迎えました。
皆さま長い間ご愛顧いただき誠にありがとうございます。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
MINACOMBIのホームページ https://www.minacombi.co.jp/
◇ミナコンビ 人気商品
ユニペックス㈱
代表取締役社長 田中 英二
ユニペックス株式会社は1951年の創業以来、音響機器の開発・製造を通じて社会に貢献をしております。建物の非常放送設備や鉄道のホームスピーカー、更には選挙カー用のスピーカーやメガホン等と様々な場所で当社製品が活躍をしております。
教育の分野においては幼稚園や保育園をはじめ、学校などの...
ユニペックス株式会社は1951年の創業以来、音響機器の開発・製造を通じて社会に貢献をしております。建物の非常放送設備や鉄道のホームスピーカー、更には選挙カー用のスピーカーやメガホン等と様々な場所で当社製品が活躍をしております。
教育の分野においては幼稚園や保育園をはじめ、学校などの教育機関に向けて、子どもたちの学びを支える音響ソリューションを提供し続けています。
幼稚園・保育園向け音響機器の特長
ユニペックスは、幼児向けの学びの場で最も大切な「聞きやすさ」を追求しています。運動会などのイベントや、歌や音楽の授業、保育中の指示など、さまざまなシーンで使いやすい音響機器を提供しています。ご好評を頂いている「ワイヤレスアンプ」では、先生や保育士が教室内や保育室を自由に動きながら、音声を全員に均等に届けることができます。ケーブルがなくなることで、移動がしやすく、設置も簡単です。さらに、音質にもこだわっており、子どもたちにとって聴きやすい音を提供します。
音響環境の改善サポートも
当社では製品提供にとどまらず、遊戯室や保育室の音響環境全体の改善にも力を入れています。音響設計のアドバイスを行い、音が室内全体に均等に届くようにサポートします。音の伝わりやすさが学習環境の集中力や理解度に大きな影響を与えるため、効果的な音響設計は子どもたちの学びをサポートする上で非常に重要です。例えば、音楽や音声を使った学習活動が盛んな幼稚園・保育園においては、ユニペックスの製品がその効果をさらに引き出します。
最後に
当社は、音の力を活かして、教師や保育士がより快適に、子どもたちが楽しく学べる空間を提供するために、今後も進化し続けます。音響機器や音環境に関してお悩みの際は、是非ユニペックスにご相談ください。
当社ホームページはこちらをご覧ください
https://www.unipex.co.jp/
◇手軽に持ち運び可能なワイヤレスアンプ
2. 安全規準を知ることの大切さ
猪熊 弘子 理事
駒沢女子短期大学教授

先日、ある園で園内研修を行ったときのことです。会場の保育室で、園での子どもの安全について話していた時、何気なく保育室の窓を見た瞬間、私の目はそこに釘付けになってしまいました。保育室は南側と東側の二面全体がアルミサッシの窓になっており、窓枠に合わせて梯子状に左右に渡した柵がはめ込まれているのですが、柵...

先日、ある園で園内研修を行ったときのことです。会場の保育室で、園での子どもの安全について話していた時、何気なく保育室の窓を見た瞬間、私の目はそこに釘付けになってしまいました。保育室は南側と東側の二面全体がアルミサッシの窓になっており、窓枠に合わせて梯子状に左右に渡した柵がはめ込まれているのですが、柵の幅がとても広く、一目で10cm以上あることが分かったのです。
研修が終わるやいなや園長先生に尋ねたところ、昨年の夏に窓を開けていたときに子どもが窓によじ登って落ちそうになったことがあったため、窓全面にわたって柵を取り付けたということでした。以前から窓枠の下の方に2本の横棒が設置してあり、窓全体に柵を作る際に施工した会社が最初からあった柵の幅に合わせて全体に柵を設置してしまったのだろうということでした。
いつも持ち歩いているメジャーでその柵の幅を計ってみると13cm以上ありました。「柵の幅は100mm以下」という公園遊具の規準を上回っており、子どもの首が入ると抜けなくなり、首を吊ってしまう可能性があります。
柵はとても頑丈に作られていて見た目も美しく、良い出来映えでしたが、子どもにとって危険な幅になっていることはどうにもなりません。園長先生には「首が挟まる可能性があるから窓は開けないで」とお願いしてきたものの、ずっと気になっています。
2021年に岡山県内のこども園で2歳児が遊具の隙間に首を挟んで亡くなる事故がありましたが、これも当初の遊具には設置されていなかった板状のものを追加して設置した際に、遊具の隙間が20cmになっていたことが大きな原因でした。子どもが使うものを設置する人の中に、遊具の安全規準を知らない人がいることが大きな問題です。子どもの生活環境に関わる人がこういった知識を学べるような仕組みが絶対に必要だと感じた出来事でした。
次回の幼保協メルマガは3月12日発行予定です。