1. 幼保協正会員企業紹介

㈱教育画劇
代表取締役社長 升川 和雄

 私たち株式会社教育画劇は、紙芝居と絵本、児童図書の専門出版社です。戦後間もない1946年に、日本教育画劇社を創業し、教育紙芝居の製作・出版を始め、その後、1951年に法人組織に改組、現在の株式会社教育画劇を設立いたしました。1984年以降、絵本の出版も行っています。

 高度な情報化...

 私たち株式会社教育画劇は、紙芝居と絵本、児童図書の専門出版社です。戦後間もない1946年に、日本教育画劇社を創業し、教育紙芝居の製作・出版を始め、その後、1951年に法人組織に改組、現在の株式会社教育画劇を設立いたしました。1984年以降、絵本の出版も行っています。

 高度な情報化社会が形成されつつあるこのような時代だからこそ、私たちは紙芝居の重要性が増してきていることを確信しています。なぜなら人は独りでは決して生きることはできません。人とのふれあいや繋がりを必要としているからです。そして人とふれあうことが最も必要とされる幼児期に、紙芝居は大きな役割を果たすからです。紙芝居を演じることで、話し手と聞き手は時間と物語を共有します。共有した時間と物語の中で、喜び、嬉しさ、楽しさ、お互いを思いやる心など、人が生きていく上で本当に必要なことを学びます。紙芝居には、そのような力が備わった何より優れた情報伝達の手段と私たちは信じています。また、そのような力を持つ紙芝居を作り続けることが私たちの責務であり、喜びであるといえるでしょう。コロナ禍という、人と人の繋がりが分断された約3年間の経験をした今だからこそ、その思いはより一層強くなっています。

 時代は大きく変化しようとしています。しかし、時代という独立した生き物は存在しません。それを変えていくのはあくまでも個々の人間です。私たちはその人々の歩み、鼓動に耳を澄ませ、人々、特に日本の未来を担う子どもたちが必要としている作品を作っていく所存です。そしてその作品が子どもたちの心の中で大きく花開き、自分の人生を力強く、そして優しく歩んでいくための支えになることを、社員一同、心より願っております。

 よろしければ弊社ホームページもご覧ください。たくさんの紙芝居、絵本を出版しております。今後ともよろしくお願いいたします。
https://www.kyouikugageki.co.jp

2. 幼保協・分科会活動報告

乳幼児施設遊具安全規準分科会

 本分科会では幼稚園や保育園などの乳幼児施設で使用される遊具に対し、適切なガイドラインや規準を検討・策定しています。(本分科会の過去の紹介記事はこちら

 今回は、遊具の安全な使い方と見守りに焦点を当てた、作成中の冊子について一部ご紹介いたします。冊子のイメージはこちらからご覧ください。

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 本分科会では幼稚園や保育園などの乳幼児施設で使用される遊具に対し、適切なガイドラインや規準を検討・策定しています。(本分科会の過去の紹介記事はこちら

 今回は、遊具の安全な使い方と見守りに焦点を当てた、作成中の冊子について一部ご紹介いたします。冊子のイメージはこちらからご覧ください。

 子どもたちにとって安全な遊具の使用環境を守るためには、設備を整えるだけでなく、保育者による日常的な見守りと遊具の適切な使用を理解することが重要です。子どもたちが安全に遊べるよう常に意識を向け、周囲の確認を怠らないことが求められます。その際に活用できる、遊具の見守りポイントを明確にした、実践的な視点での冊子を作成しています。

 有識者のご意見を交え、シンプルな表現とイラストを通じて、保育者が遊具の使用中に起こり得る問題へ素早く対処できるようなアプローチを紹介予定です。これにより、保育者が子どもたちの安全を確保する見守りのイメージをつかみやすいと考えています。

 また、遊具を使用する際の子どもたちの様子を確認するためのチェックリストや、注意を要する特定のポイントについても触れる予定です。すべり台での安全な使用方法や潜在的な危険を避けるための指示など、保育者目線での見守りポイントに特化した内容を想定しています。

 本分科会では、この冊子を保育者の皆さまが見守りの重要性をより理解していただくための参考資料としてご活用いただき、子どもたちの安全を守るための一助となることを願って作成を進めてまいります。なお、冊子の配布時期や方法については、乳幼児施設遊具安全規準分科会の次回メールマガジンを通じてお知らせいたします。


次回の幼保協メルマガは12月20日発行予定です。