
幼保協メルマガ Vol.29
1. 幼保協賛助会員企業紹介
トーエイライト㈱
代表取締役社長 大江 英樹
トーエイライトは「スポーツを通じて豊かな社会づくりに貢献する」という理念にそって、80年以上にわたり様々なスポーツシーンを支える製品をご提供し続けてきました。
昔から変わらずある器具はもちろん、固定観念に縛られることなく時代のニーズに応じた製品開発や改良をかさね、現在では2,000品目を超え...
トーエイライトは「スポーツを通じて豊かな社会づくりに貢献する」という理念にそって、80年以上にわたり様々なスポーツシーンを支える製品をご提供し続けてきました。
昔から変わらずある器具はもちろん、固定観念に縛られることなく時代のニーズに応じた製品開発や改良をかさね、現在では2,000品目を超える製品を皆さまにご愛顧いただいております。
「やってみたい!」・「できた!」・「たのしい!」・「もっと!」と感じてほしい。
トーエイライトのベースとなる想いです。
「やってみたい!」がチャレンジを引き出し、「できた!」を重ねることで「たのしい!」が芽生え、いつの間にか「もっと!」の気持ちに成長する―
大きな可能性が引き出されるその瞬間を、スポーツ器具で応援したい。これがトーエイライトの基本思想です。
設計・品質
「できた!」の体験をより多くしていただくため、難易度が大幅に下がるような設計の製品も多く展開しています。もちろん、競技者が努力の末に勝ち取る「できた!」に必要な、競技ルールに則った仕様の製品を必要十分な品質でご提供することも私たちの使命です。
また、「やってみたい」・「たのしい!」の気持ちを引き出すために、親しみやすいデザインや色づかい、元気が出るカラーリングを積極的に採用しています。
ラインナップ
「もっと!」と感じる理由は人それぞれです。できないことができるようになった、理想の体重に近づいてきた、仲間といると楽しい、などなど。
より多くの人を応援するために、多種多様な製品を展開しています。
幼児教育保育用品協会の一員として保育環境のさらなる向上に貢献してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。
※弊社のホームページはこちらをご覧ください。
㈱トッケン
代表取締役 森 正子
トッケンは1964年創業の遊具メーカーです。すべての子供が楽しく遊べる遊具の開発の他、あそびの環境をより良くするための活動を行っています。
また公園などにある大型遊具の安全点検や修繕など、遊具まわりの様々なことを行っている会社です。
遊具の企画・製作
...トッケンは1964年創業の遊具メーカーです。すべての子供が楽しく遊べる遊具の開発の他、あそびの環境をより良くするための活動を行っています。
また公園などにある大型遊具の安全点検や修繕など、遊具まわりの様々なことを行っている会社です。
遊具の企画・製作
おもに保育園や幼稚園向けの運動遊具を企画開発・製造しています。幼少期にできるだけ多く体験した方が良いとされる『36の基本動作(※)』を取り入れ、安全に楽しく遊べる遊具の企画・開発・製造を行っています。
※文部科学省が推奨する幼児期運動指針
特注遊具
オーダーメイドの遊具や備品、モニュメントなどを製作します。その場所にあったサイズや用途を踏まえた完全オーダーメイド製品の他、企画やデザインから携わるODM/OEMなど、お客さまの「こんなのがほしい」にお応えします。
福祉向け遊具・用具
療育の現場の意見を聞きながら、感覚統合の考え方を取り入れた特別仕様の遊具や用具は「すべての子どもが楽しく安全に安心して遊べる遊具をつくりたい」そんな思いのもとつくられています。なるべく「みんなと同じ」に見えるような工夫(インクルーシブデザイン)を施すことで、安心して「過ごす」「遊ぶ」「チャレンジする」ことができる製品づくりを心がけています。
キッズスペースのプロデュース
子供、親、事業者の誰にとっても価値があるキッズスペースを企画提案し、必要に応じてオリジナル製品の開発から製造、設置工事、保守点検までワンストップで対応。集客に繋げたいという事業者様をサポートいたします。
あそび場(環境)のプロデュース
イベントなどの「あそび場」をプロデュースします。地域のお祭やちょっとしたイベントなどで、親子向けの集客の目玉になるような「あそび場」をプロデュースし、賑わいを演出します。
遊具の安全点検&修繕
(一社)日本公園施設業協会(JPFA)が主催する認定試験に合格した専門技術者による遊具の安全点検と修繕を行います。遊具事故を未然に防いで安心安全な「あそびの環境」をサポート。自社製品に限らず、安全点検から修繕までワンストップで対応します。
トッケン企業ページ
https://tokken.net/
遊具の安全点検
https://tokken.net/lp_tenken/
◆40年前の自社製品の復刻版「ゴーラウンド・サイクル」。
幼稚園や保育園ではもちろん、イベントなどでも大人気ののりもの遊具です。
2. 事故の対策ができない、難しいと思う心理的ハードルを下げるサービス
西田 佳史 理事
{東京科学大学教授 博士(工学)}

日本で子どもの事故予防をどのように進めたら良いかについて、海外の取組を学ぶために、2007年10月にアメリカのアトランタにある疾病対策予防センター(CDC)を訪問する機会があった。その1年前にスイスのWHOを訪問した際に知り合いになったCDCのロビン・イケダさんから、同センターでは、基礎研究ではなく...

日本で子どもの事故予防をどのように進めたら良いかについて、海外の取組を学ぶために、2007年10月にアメリカのアトランタにある疾病対策予防センター(CDC)を訪問する機会があった。その1年前にスイスのWHOを訪問した際に知り合いになったCDCのロビン・イケダさんから、同センターでは、基礎研究ではなく、得られた知見を現場にフィードバックする活動を支援するように大きく方針を切り替えているという説明があった。日本では、現在では、社会実装、もしくは、それに関わる行動変容(Behavior Change)の研究と呼ばれる方向への強化を指しているが、2008年当時、我が国では、ほぼまったく普及してなかった。今年2月に、再度CDCを訪問する機会があったが、ロビンさんは、ちょうど定年になったばかりだそうで、月日の経つのは早い。一方で、我が国を見てみると、最近、社会実装、行動変容という四文字熟語は、猫も杓子もで、よく聞くようになったが、実は、今もあまり普及してないと思っている。
事故予防で分かったことや対策法を、行政のアナウンス、SNS、メルマガなどで繰り返し配信すれば伝わる、アニメや漫画にすれば伝わるという誤解がある。対策をしていないのは、知らないからであり、もっとわかりやすい資料をたくさんつくればよいという発想である。これは、一部正しいが、全体像は違うと思っている。実際には、分かっていても、様々な理由で行えない、行わないのである。例えば、保育所・幼稚園からも、具体的な製品が知りたいという声をよく聞くが、行政が出す情報では、事故予防に役立つ製品名は伏せられることが多く、抽象化すると大変わかりにくい。我々のグループが、287人の保育士に対して行った調査でも、①具体的な製品を教えてくれるサービス、②予防グッズが送られているサービス、③派遣員が来て予防グッズを設置してくれるサービスが、事故の対策ができない、難しいと思う心理的なハードルを大きく下げる効果があることが分かってきた。そこで、第一歩として、事故予防に役立つグッズを紹介するサイト(https://www.safekidsninja.com/goods)を立ち上げることにした。まだ、小数のグッズしか紹介されていないが、今後、1年以内に、保育所・幼稚園に役立つグッズも大幅に拡充予定である。予防グッズを見つける一助として活用頂きたい。
予防グッズを紹介するサイト(https://www.safekidsninja.com/goods)
次回の幼保協メルマガは12月25日発行予定です。