1. 幼保協賛助会員企業紹介

㈱サクラクレパス
代表取締役社長 西村 彦四郎

大正半ばまでの図画教育は、適切な描画材料もなく、指導も手本の模写が中心でした。そのため、子どもたちは明るい光と美しい色彩に満ちた自然の風物を、感じたまま絵に表現することができなかったのです。

当時の図画教育に対して改革を強く訴え、「自由画運動」を提唱されていた山本鼎(かなえ)画伯は...

大正半ばまでの図画教育は、適切な描画材料もなく、指導も手本の模写が中心でした。そのため、子どもたちは明るい光と美しい色彩に満ちた自然の風物を、感じたまま絵に表現することができなかったのです。

当時の図画教育に対して改革を強く訴え、「自由画運動」を提唱されていた山本鼎(かなえ)画伯は、何とかして子どもたちのために、安価で鮮やかな発色をもった描画材料ができないものかと、サクラクレパスにその開発の必要性を熱く語られました。当社はその山本鼎画伯のひたむきな姿勢と、「自由画運動」の思想に心を打たれ、総力をあげて、新しい描画材料の開発に取り組んだのです。その結果、大正14年に、クレヨンの使いやすさとパステルの美しい発色を兼ね備えた、画期的な描画材料の開発に成功。「クレパス®」の誕生です。

それ以来、当社は教育・文化に貢献することを社是に挙げ、教育現場に適した材料を研究開発し、最適な商品を世の中に提供し続けると共に、美術教育のさまざまな研究会活動や展覧会の開催および後援支援をし、豊かな文化を創造するための社会貢献を行っております。

その一例として、昭和12年には「教育美術振興会」(平成24年に公益財団法人として認可)を発足。以来、今日に至るまで日本における美術教育の進歩と振興を目指してきました。大正11年より続く「全国教育美術展」を毎年開催するほか、昭和10年に創刊した雑誌『教育美術』も継続して発行しています。また、図工・美術の先生方に対し、その実践研究を表彰する事業として「教育美術・佐武賞」を設けるなど、積極的な造形・美術教育への支援を続けています。

近年では、総合文具メーカーとして、最先端のオフィス機器・用具から一般的な事務用品にいたるまで、多種多彩な商品を製造・販売していますが、それらの商品開発に一貫した姿勢を述べるなら、やはり「こころ」のある「色」。

色彩の専門家として皆さまの暮らしや未来に貢献できるよう、教育・医療・ビジネス・家庭など、あらゆる分野に商品を準備し、日夜努力をいたしておりますので、今後とも引き続きご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

サクラクレパス 商品画像

当社ホームページはこちらをご覧ください。
https://www.craypas.co.jp/

㈱さくらコーポレーション
代表取締役社長 高山 幸太郎

弊社はテント専業メーカーとして、ワンタッチテントをはじめ、様々なシーンに合わせたテントの製造・販売を行っております。ワンタッチテントでは日本の市場に根付かせるため、日々改良・改善に邁進し、一般に認知された商品として日本中に普及させ、一つの確立された商品分野となるよう「安全」、「軽さ」、「美しさ」をテ...

弊社はテント専業メーカーとして、ワンタッチテントをはじめ、様々なシーンに合わせたテントの製造・販売を行っております。ワンタッチテントでは日本の市場に根付かせるため、日々改良・改善に邁進し、一般に認知された商品として日本中に普及させ、一つの確立された商品分野となるよう「安全」、「軽さ」、「美しさ」をテーマに追及してまいりました。

健康を害する危険から守る
屋外で活動をするときに気になるのが、肌のシミやそばかす、またアレルギーの原因となる紫外線です。特に子どもこそ紫外線対策しなくてはいけない対象です。子供達は大人より紫外線ダメージを受けやすく、成年してからの皮膚がんや白内障発症の可能性の高さも指摘されています。弊社の『テント』はその紫外線対策として効果を発揮し、より子供達が安心・安全に屋外で活動できる環境づくりに努めてまいります。

今後は幼保協の一員として微力ながら子供達、子供達に携わる皆様方に貢献できるよう日々邁進してまいりますので、よろしくお願い致します。

ホームページはこちらをご参照ください
https://www.sakuracorporation.com/

ワンタッチイベントテント かんたんてんと3の写真

2. 幼保協・分科会活動報告

保育施設整備リスト作成分科会

保育施設整備リスト作成分科会では、幼稚園・保育園・認定こども園などの先生方や保育者の方々が、保育の場面にあった備品を選ぶ際や、子どもの成長や発達に沿った教材・教具などを考える際に役立つように、幼保協版の『保育施設整備リスト』の作成を目指しています。

幼児教育、保育の質を確保・向上す...

保育施設整備リスト作成分科会では、幼稚園・保育園・認定こども園などの先生方や保育者の方々が、保育の場面にあった備品を選ぶ際や、子どもの成長や発達に沿った教材・教具などを考える際に役立つように、幼保協版の『保育施設整備リスト』の作成を目指しています。

幼児教育、保育の質を確保・向上するために、保育施設の環境整備について提言、お手伝いをすることが、保育教材や保育備品を製造・販売する企業にとっての責務と考え、この幼保協版の施設整備リストの作成に取り組んでいます。

このリストを作成するにあたっての課題としまして、
●各社によって商品分類の考え方がさまざま
●各社によって商品分類の名称がさまざま
という状況がございました。ゆえに、まずは業界としての共通言語が必要であると考え、これまでに『保育施設整備リスト』作成の前段階として、各社の総合カタログの【カテゴリー(大分類)】と【一般名称(中分類)】の統一に向けて取り組んでまいりました。

そして次の段階としまして、
●園の備品管理の状況を知り、保育施設整備リストに反映する
●保育施設整備リストを、園でどのように活用してもらえるかを探る
ということを目的とし、保育の現場で働いていらっしゃる先生方にこの『保育施設整備リスト(案)』を見ていただき、どう感じたか、どのように活用できるかをヒアリングさせていただきました。実際に園に伺い、お話を聞くことで、現場ならではのご意見をいただくことができましたので、今後はこのヒアリング結果を集約・整理し、統一見解を示した上で、整備リストの作成に生かしてまいります。


次回の幼保協メルマガは11月13日発行予定です。