
幼保協メルマガ Vol.40
1. 幼保協正会員企業 商品・サービス等紹介
テッグ株式会社
私たちは2001年に京都で創業した遊具メーカーです。オリジナル遊具やオーダーメイド遊具、キャラクター製品の製造を通じて、子供たちの健やかな成長と心に残る思い出づくりを支えています。「物づくりは夢の実現」を胸に、情熱と挑戦を重ね、これからも子供たちの笑顔あふれる遊び場づくりに貢献してまいります。
...私たちは2001年に京都で創業した遊具メーカーです。オリジナル遊具やオーダーメイド遊具、キャラクター製品の製造を通じて、子供たちの健やかな成長と心に残る思い出づくりを支えています。「物づくりは夢の実現」を胸に、情熱と挑戦を重ね、これからも子供たちの笑顔あふれる遊び場づくりに貢献してまいります。
■ロングセラー商品
ロングセラー商品の一つに「枕木クライミング」があります。
FRP製の枕木にカラフルなクライミングホールドを取り付け、体力づくりはもちろん、チャレンジ精神や達成感を育む遊具として、多くの保育施設にご採用いただいております。
【主な特長】
・省スペース・自由なレイアウト:限られた園庭や室内にも柔軟に対応
・死角・圧迫感を軽減:開放感あるデザインで見守りやすさも確保
■新商品(復刻)
ご好評いただいた「キューブシリーズ」が、現代のニーズに合わせて復刻しました。
「小さな冒険、大きな成長」をテーマに、省スペースながら子供たちの冒険心をくすぐるサーキット遊びが楽しめます。コンパクトな空間でも自由にレイアウトでき、多彩な組み合わせで遊びの幅が広がります。
【主な特長】
・省スペース設計:限られたスペースでも設置可能
・自由なレイアウト:トンネル、ネット、アーチ、ブリッジなど組み合わせ自在
■協会を通じて実現したいこと
協会の皆さまと積極的に情報を交換し、現場の声を製品づくりに反映しながら、保育環境の向上に向けた共同プロジェクトや新たな取り組みに挑戦し、業界全体の発展に貢献してまいります。
2. プール・水遊びの季節を前に
猪熊 弘子 理事
駒沢女子短期大学教授

日本列島の南の方から順に梅雨入りのニュースが聞こえてくるようになりました。季節は確実に夏へと向かっています。この時期によく質問を受けるのが、プール遊びの安全についてです。『保育所保育指針』『幼保連携型認定こども園教育保育要領』の「第3章 健康と安全」には「事故防止及び安全対策」の項目があり、「事故防...

日本列島の南の方から順に梅雨入りのニュースが聞こえてくるようになりました。季節は確実に夏へと向かっています。この時期によく質問を受けるのが、プール遊びの安全についてです。『保育所保育指針』『幼保連携型認定こども園教育保育要領』の「第3章 健康と安全」には「事故防止及び安全対策」の項目があり、「事故防止の取組を行う際には、特に睡眠中、プール活動・水遊び中、食事中等の場面では重大事故が発生しやすい」ことが明記されています。過去には幼稚園や保育園のプールで園児が溺れて死亡した事例が多く発生してきました。そのため、文科省、厚労省、こども家庭庁、消費者庁等から多くの通達が出ており、現在ではプール遊びの際には子どもと遊ばず、監視に専念する人を付けることが義務付けられています。
しかし、人手不足の折、監視に専念する人を付けるのは大変ですし、近年は気温が高すぎて外に出ることができない日も増えました。また、年中設置されているプールはその面積分が園庭として使えないのでもったいないですし、使わない時期にも水を張る必要があるなど安全管理の面でも課題が多く、プールを止める園が増えてきているのが現状です。
残念がる声も多いのですが、小学校以降の学習指導要領で必須になっている水泳とは違い、要領や指針のどこにもプール遊びのことは書かれていません。季節の楽しい遊びの1つとして行うものと考えて、監視する人を付けることができないなどの危険な状態下ではあえてやる必要はないでしょう。
プールではなく、タライや浅い水場での「水遊び」であれば監視を付ける必要もなく、子どもたちもより安全に楽しめるはずです。どんな遊びが楽しく安全なのか、今年の夏は全国の園で水遊びの様子を調べてみたいと思っています。
次回の幼保協メルマガは6月11日発行予定です。