1. 幼保協賛助会員企業 商品・サービス等紹介

株式会社エバニュー

株式会社エバニューは、創業100年を迎えた体育・教育用品メーカーとして、これまで「ものづくり」を通じて子どもたちの成長を支えてきました。近年はものづくりに加えて「ことづくり」にも力を入れ、現場の課題解決や新たな学びの創出に取り組んでいます。その代表的な取り組みが「みちびくプロジェクト」です。
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株式会社エバニューは、創業100年を迎えた体育・教育用品メーカーとして、これまで「ものづくり」を通じて子どもたちの成長を支えてきました。近年はものづくりに加えて「ことづくり」にも力を入れ、現場の課題解決や新たな学びの創出に取り組んでいます。その代表的な取り組みが「みちびくプロジェクト」です。

みちびくプロジェクトとは?
みちびくプロジェクトは、小学校高学年から中学生を主な対象とし、近年必修化されたプログラミング教育と社会課題解決型STEAM教育を融合した実践活動です。子どもたちが自らプログラムを組み、ロボットを制御してグラウンドに白線を引く(みちをひく)――そんな「できた!」をみちびく感動体験を通じて、論理的思考力や創造力、協働力を育むことを目指しています。
このプロジェクトは、地域の高等専門学校や製造業、教育現場が連携し、現場の課題や「こんな教材が欲しい」という声をもとに教材開発・実証授業を重ねてきました。たとえば、体育の授業や運動会で先生方の負担となっていた「グラウンドのライン引き作業」を、子どもたち自身がプログラミングでロボットに指示し、実際に線を引く体験へと転換。これにより、単なる知識習得にとどまらず、社会の課題に自分の力で関わる実感を得られる学びを実現しています。
詳細はこちらをご覧ください。

「ものづくり」から「ことづくり」へ
エバニューは、従来の「より良いものを作る」だけでなく、「子どもたちの学びや成長の場をどう設計するか」という「ことづくり」にも挑戦しています。みちびくプロジェクトは、教材そのものの開発だけでなく、授業設計や先生方への支援体制も含めて提供することで、現場の課題解決と学びの質向上に貢献しています。

今後の展望
STEAM教育の実践モデルとして、地域社会・教育現場・企業が連携し、持続可能な教育支援の仕組みを構築していきます。
本プロジェクトは、幼児~低学年向けではなく小学校高学年~中学生が主な対象ですが、エバニューの「ことづくり」への挑戦と、子どもたちの「できた!」をみちびく教育支援の一例としてご紹介させていただきました。


◇ライン引きロボット3体(デッキー、ミッチー、ビッキー)と共に、みちびくプロジェクト参加者が集合

2. 幼保協・分科会活動報告

総合保育絵本普及分科会

毎月園にお届けしている保育絵本は、季節や自然をはじめ、行事、乗り物や遊び、子どもたちの生活や人間関係まで、園や幼児に関わるいろいろな事柄を幅広く取り上げて企画編集を行っています。あくまでも勉強のための絵本ではなく、絵本を見たり読んだりして、驚いたり、発見したり、笑ったり…そうやって子どもたちの興味の...

毎月園にお届けしている保育絵本は、季節や自然をはじめ、行事、乗り物や遊び、子どもたちの生活や人間関係まで、園や幼児に関わるいろいろな事柄を幅広く取り上げて企画編集を行っています。あくまでも勉強のための絵本ではなく、絵本を見たり読んだりして、驚いたり、発見したり、笑ったり…そうやって子どもたちの興味の幅を広げ、園や家庭での生活が豊かになることを願って作っている絵本です。
そのためには子どもたちだけではなく、絵本を読んであげる先生方や保護者の皆様にも楽しんでもらうことが重要になります。大人がつまらなさそうに読んだら、子どもたちにとってもつまらない絵本になってしまいますよね。
そういった思いもあり、前回のメールマガジンでもお伝えしましたが、その楽しさがいろいろな人たちに伝わるように、私たち総合保育絵本普及分科会(絵本分科会)では、9月から幼保協公式インスタグラム※で、「5歳児向け12月号」というように、月号と対象年齢を一つのくくりとして週に一度、5社の月刊保育絵本のおすすめページを投稿しています。
数ヶ月がたち投稿数も多くなり、各社の絵本の内容は取り上げる題材や画面の作り方もさまざま。子どもたちはもちろん、先生や保護者の方にも喜んでもらえるよう、発達段階にあわせて、それぞれ工夫を凝らして作っている様子がわかります。
皆様にもぜひ、フォロワーになっていただき、毎月の絵本の内容を少しでも知っていただけたら幸いです。
これからもより多くの子どもたちに月刊保育絵本が届けられるよう、いろいろな取り組みをしていきたいと考えています。皆様のご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

https://www.instagram.com/yohokyo_ehon/

◇インスタイメージ


次回の幼保協メルマガは12月24日発行予定です。