1.幼保協賛助会員企業 商品・サービス等紹介
株式会社全音楽譜出版社
~ ロングセラー商品のご紹介 ~ バッハ、ベートーヴェン、モーツァルトなど、世界の大音楽家の肖像画が小中学校の音楽室に貼られているのをご存じの方は多いと思います。弊社では長きにわたって「世界大音楽家肖像画集」を販売しており、現在でも多くの学校に教材として購入していただいています。歴史上の大音楽家を...
~ ロングセラー商品のご紹介 ~
バッハ、ベートーヴェン、モーツァルトなど、世界の大音楽家の肖像画が小中学校の音楽室に貼られているのをご存じの方は多いと思います。弊社では長きにわたって「世界大音楽家肖像画集」を販売しており、現在でも多くの学校に教材として購入していただいています。歴史上の大音楽家を選び、肖像画をポスターにして、36名(枚)のセットとして販売しています。この肖像画は、弊社創業者が交遊のあった洋画家に頼んで描いてもらい、その原画は今でも弊社で大切に保管しています。
学校の音楽室に音楽家の肖像画がずらりと貼られるようになったのは、弊社が配布したカレンダーがきっかけとなったようです。今から50年ほど前、毎年年末の御挨拶で学校にうかがう際に、弊社では肖像画が描かれたカレンダーを配っていました。一年を過ぎて、カレンダーを捨てずに、肖像画の部分を切り取って音楽室に貼りだす先生方がいらっしゃると聞きました。肖像画を音楽室に貼り、教材として使用しているという学校が徐々に増えて、ポスターサイズの「世界大音楽家肖像画集」を商品化することとなりました。
音楽家の肖像画ポスターは次第に全国の学校に広がり、定番である学校の怪談でも「夜になると目が光る、肖像画が動く...」などと語られたこともあります。現在の学校教材では、パソコンやIT端末の導入により、教室の掲示物が減少しています。その中でも音楽家肖像画は、今でも継続して販売されているロングセラー商品です。
昨年より、この肖像画と音楽家のエピソードを記した「A4クリアファイル3枚セット」を2種類発売しています。学校の音楽室だけではなく、たくさんの方々に世界の大音楽家に触れて頂けたら幸甚でございます。
◾️世界大音楽家肖像画集(B3判36枚組) 税込定価 ¥19,800
収録作曲家:
パレストリーナ/コレッリ/ヘンデル/J.S.バッハ/
グルック/ハイドン/モーツァルト/ベートーヴェン/
ウェーバー/ロッシーニ/シューベルト/ベルリオーズ/
メンデルスゾーン/ショパン/リスト/ワーグナー/
ヴェルディ/グノー/ブルックナー/ブラームス/ビゼー/
サン=サーンス/チャイコフスキー/グリーグ/
リムスキー=コルサコフ/フォーレ/プッチーニ/
ドビュッシー/シュトラウス/ラヴェル/ストラビンスキー/
滝 廉太郎/山田 耕筰/中山 晋平/弘田 龍太郎/宮城 道雄

◾️A4クリアファイル3枚セット 税込定価 ¥660
ZCF-3B(バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)
ZCF-MCT(モーツァルト、ショパン、チャイコフスキー)
以降続刊予定

2.施設内での虐待通報義務
猪熊 弘子 理事
(駒沢女子短期大学教授)
近年、「不適切な保育」という言葉を頻繁に耳にするようになった方も多いのではないでしょうか。この言葉が報道等で使われ始めたのは2019年前後のことでした。国は素早く対応し、2020年には全国調査を開始。2021年には「不適切な保育の未然防止及び発生時の対応についての手引き」(内閣府)を発表し、すでに...
近年、「不適切な保育」という言葉を頻繁に耳にするようになった方も多いのではないでしょうか。この言葉が報道等で使われ始めたのは2019年前後のことでした。国は素早く対応し、2020年には全国調査を開始。2021年には「不適切な保育の未然防止及び発生時の対応についての手引き」(内閣府)を発表し、すでに2019年度時点で全国96自治体が不適切保育の事案を把握しており、その確認件数は345件だったことを明らかにしました。
その後、さらなる「不適切な保育」事件が発生し、2023年4月にこども家庭庁が発足すると翌5月には「保育所等における虐待等の防止及び発生時の対応等に関するガイドライン」(こども家庭庁)が発表されました。そこでは「不適切な保育」を超えた保育施設内での子どもへの「虐待」について示されました。2025年10月1日に児童福祉法等が改正されて虐待に通報義務が課されることを控えて、2025年8月にはガイドラインが改定され、「不適切な保育」という言葉は使わずに虐待かどうかで検討すること、また、虐待が疑われる時には所轄官庁への通報が義務付けられたことが示されました。この通報義務は幼稚園や児童発達支援施設等、すべての就学前の子どもを預かる施設に対して課されています。
通報する義務があるのは一緒に働く施設内の職員だけではありません。子どもを通わせている保護者はもちろん、養成校の教員や実習生、出入り業者が通報することになる場合もあるかもしれません。さまざまな人がそれぞれの立場から保育を見ているのです。とはいえ、萎縮する必要はありません。幼児教育・保育施設は固く扉を閉ざしているのではなく、いつでも誰でも見学に来ていいですよ、と言えるような開かれた施設にしておくことが必要な時代なのだとも言えるでしょう。常に「どうぞ、うちの園の保育を見て!」と言えるような保育をしていくことが求められます。
本来、子どものためにあるべき幼児教育・保育施設において虐待が行われることなどあってはならないことです。しかし、それは実際に起きています。子どもの未来を支える幼児教育・保育施設で働く人たちが、本来の仕事を果たすべく、今回の法律改正が良い方に作用することを願っています。